先日、大京グループのマンション管理を行う大京アステージの取材に行った。
同社は、マンション修繕の新たなブランド「Plusidea(プラシディア)」を立ち上げ、原状回復だけでなく付加価値を付けたマンション修繕工事を行っていく方針だ。
大京アステージが新ブランドを立ち上げた理由の一つは、今後ますます高まる大規模修繕ニーズに対応するためだ。近年、2回目・3回目の大規模修繕工事を迎えるマンションが増加。大京アステージが管理する物件では、2020年に2回目の大規模修繕工事を控えるマンションが911組合、3回目については33組合あるという。
 また、区分所有者の高齢化にともない、区分所有者に時間の余裕ができ、マンション管理組合に寄与する時間が増加。中高年者のマンション修繕に関する関心が高まり、ニーズが高度化・多様化してきているという。
こういった動向は住宅リフォームでもあるようだ。先日、ある大手リフォーム会社の方と話をしているなかで、やはり中高年のリフォーム需要が高まっているということを聞いた。リフォームを検討している人の中には、勉強熱心な人も多く、知識の深さに驚くこともあるという。こういった消費者のニーズに対する住宅・不動産事業者の今後の動向に注目したい。

佐々木

 (一財)日本気象協会が携帯型のハウスダスト指標計を発売した。消費者みずから手軽に室内の空気環境をチェックできる製品として注目を集めそうだ。
 ハウスダストとは、住宅内に浮遊するチリ、ホコリ。フケやアカ、カビや菌類、花粉、ダニの死骸やフン、ペットの体毛やフケなどが含まれる。人の動きや風により舞い上がり、長時間浮遊し続け、体内に入るとアレルギーや喘息を引き起こす原因にもなる。
 ハウスダスト指標計は、こうした目には見えない空気中の汚れを感知して、空気環境を4段階(少ない・やや多い・多い・非常に多い)のLEDとブザーで知らせる。
 これまで空気環境の計測を目的とした機器はほとんどなかった。また、ハウスダスト指標計では、片手にのるほどの小型化を実現。自宅やオフィス、旅行先など、携帯して様々な場所に持ち運ぶことができる。
 個人的には空気環境の状態など感覚的に分かるものだと思い込んでいたが、取材した気象協会の担当者から「ハウスダストは、目に見えないだけでなく、人間の感覚で感知できるものではない」と言われた。さらに「ペットを飼っているうちには、高い確率でハウスダストが舞っている」とも。自宅で猫を飼う私としては、試してみる価値のある商品のようだ。(沖永)
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 ポラテックのプレカット工場「東北工場」が稼働を開始している。同社はポラスグループで木材プレカット事業を展開しており、プレカット材のシェアでは7~8%を握る最大手だ。これまで、茨城県坂東市の坂東工場と、滋賀県甲賀市の滋賀工場を拠点にプレカット材を生産してきた。今年、静岡県富士市と今回の宮城県加美町に新たに工場を新設、4拠点体制とした。富士工場、東北工場とも2月から操業を始めている。
 東北工場は、柱や梁などの構造材を月間1万坪生産できる生産ラインを備え、羽柄材や合板なども生産する。生産ラインには、高速、多機能な最新鋭の加工機を導入し、高い精度での加工はもちろん、不良品率も少ないという。

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ポラテックの東北工場は最新鋭の設備を導入、月間1万坪の構造材の生産が可能

 東北工場のある加美町は、仙台市から車で1時間半程度。仙台市をはじめとした宮城県や福島県、岩手県などでは震災からの復興で住宅需要が高まっており、工場の新設はこうしたニーズに対応する狙いがある。
 さらに言えば、高齢化により大工就業者が減少しており、住宅づくりの現場では、手仕事による木材の加工が難しくなっている。このため、工場生産システムによる木材のプレカット化が進んでおり、今後も需要拡大が見込める。
 東北工場の稼働により、同社のプレカット事業は、坂東工場、滋賀工場、富士工場と合わせて月間14万6000坪の規模になる。同社は、今年8月にも東北工場の生産能力を増強し、月間1万5000坪の構造材を生産できる体制とする計画だ。九州にも新たなプレカット工場の建設を検討しており、プレカット事業のさらなる拡大を図ろうとしている。(三俣)

5月22日に開業1周年を迎える東京スカイツリー。
開業後初の大型連休となった今年のGWは、4月27日から5月6日の10日間で地上350mの展望デッキに19万人が来場。併設の東京ソラマチを含む東京スカイツリータウン全体では177万人が訪れ、大賑わいとなった。

夜の景観もスカイツリーの魅力だが、昨日(7日)からは開業1周年を記念した特別ライティングが実施されている。6月4日までの期間、通常の「粋」、「雅」を含めこの1年間に点灯した計12種類のライティングを日替わりで点灯するもので、5月22日の開業1周年記念日には、12種類すべてを15~20分間隔で楽しむことができる。

ちなみに、本日5月8日のライティングは「粋」と、燃え続ける炎をイメージした「キャンドルツリー」の2種類。

東京の夜空を照らす美しい光が、日頃の疲れやストレスをやさしく癒してくれるだろう(沖村)


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今夜のスカイツリー。弊社近くの聖橋からも見れます

 ゴールデンウィーク真っただ中だが、4月30日に発表された平成24年度の新設住宅着工統計によると、総戸数は6%増の89.3万戸で3年連続増となり、順調に回復していることが分かった。

そのなかで、注目されるのが「貸家」だ。リーマン・ショック以降、持ち家や分譲住宅と違って唯一減少を続けていたが、4年ぶりに今回やっと増加に転じた。それも前年度比で10.7%の伸び。消費税や相続税の増税、景気回復(アベノミクス・安倍黒景気)による金利上昇の懸念などから先行してアパートへの投資が始まった様子。株価上昇も追い風になったと思われる。

もうひとつ特徴的なのが3大都市圏(それぞれ3%増)以外の「地方圏」で、着工が11%も増えたこと。これは、伸び幅が岩手57%、宮城48%、福島54%、茨城12%など震災復興需要によるところが大きいが、それだけではなく北海道や九州、中国地方でも増加をみせている。とくに貸家は19%の伸びと、3大都市圏の3%増と比べて大幅な増加。やっと地方にも回復の兆しが見られる。

一方、持ち家は消費増税に対する支援策や住宅税制の行く末を見極めようとするユーザー意識などから約4%増にとどまったが、住宅ローン減税の拡充も確定し、金利上昇の見方も根強いことから、戸数の大幅なアップが望めそう。

ゴールデンウィーク明けの住宅メーカーの集客状況が気になる(住井)

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